「あるくバスていくん」深見春夫/作 (文芸社)
あらすじ
同じところに、ずっと立っていることに飽き飽きした、バスていくん。
よそに行ってみようと、歩き出します。
歩くバスていに、周りの人たちはびっくり。
やがて、田舎の細い道にたどり着いたバスていくんは、しばらく立って見ることにしました。
感想
バスが主人公の絵本はよく見かけますが、バス停が主人公の絵本は初めて読みました。
コンクリートの重しがついた両足に懐かしさを覚えます。
どれだけ長い間、同じ場所に立っていたのか、自由にしているようで、バスていくんの精神年齢が高め。最後の展開が意外でした。