絵本

「あるくバスていくん」を読んで

「あるくバスていくん」深見春夫/作 (文芸社)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

あるくバスていくん [ 深見 春夫 ]
価格:1,650円(税込、送料無料) (2024/7/4時点)


あらすじ

同じところに、ずっと立っていることに飽き飽きした、バスていくん。
よそに行ってみようと、歩き出します。
歩くバスていに、周りの人たちはびっくり。
やがて、田舎の細い道にたどり着いたバスていくんは、しばらく立って見ることにしました。

感想

バスが主人公の絵本はよく見かけますが、バス停が主人公の絵本は初めて読みました。
コンクリートの重しがついた両足に懐かしさを覚えます。
どれだけ長い間、同じ場所に立っていたのか、自由にしているようで、バスていくんの精神年齢が高め。最後の展開が意外でした。

読み聞かせするなら

3分半くらいで読めます。

バスていくんは、山のてっぺんから海の中まで、実に自由な場所に立ってみるのですが、そこにやってくるバスも大変ユニーク。楽しい一冊。