絵本

「こいぬをつれたかりうど」を読んで

「こいぬをつれたかりうど 中国の昔話」牧野夏子/再話 佐々木マキ/絵 (福音館書店)


あらすじ

あるところに、年老いた狩人がいました。
不思議なことにこの狩人は、鉄砲も持たずに狩に出て、獲物を捕まえることができるのです。
どうやって獲物を捕まえるのは、誰も知りませんでした。
ある日、虎の被害に困った村から、狩人に依頼がきて….。

感想

想像のはるか上をいく狩でした!
そんなバカな..!なシチュエーションをのみこませてしまう、佐々木マキさんの絵がピッタリ。
澄ました老人の佇まい、子犬のフォルム、狐につままれたような虎の白目、大喜びの村人たち。これぞ大団円な絵本でした。

読み聞かせするなら

4分くらい

とらをつかまえるくだりが、リズムよく、ただただ愉快な一冊!