『ちいさなふたりのいえさがし』
果実のおうち。
小さな小さなおじいさんとおばあさん。
二人は、大きな大きなくるみの木の下で、くるみの実をくり抜いて作った家に暮らしていました。
しかし、ある日ヒョウが降って、くるみの家が壊れてしまいます。そこで二人は荷物をまとめて、あたらしい家を探しに出かけることにしました。
読み聞かせするなら
物語の始まりの季節は春。秋までのふたりの家探しが描かれています。ふたりが試すあたらしい家は、どれも素敵ですが、難もあります。程なくまた家を探すことになってしまいます。ふたりが改造する果実の家や、虫たちが手伝ってくれるお引越しの様子など、繰り返し読みたくなる絵本。
7分くらい
『おとなりのだれかさん』
隣はなにをする人ぞ。
あたらしい家へ引っ越した女の子。
こいけどおりの3ちょうめ、ビルの2かいの12ごうしつ。
じぶんのへやもはじめてもらえた!
でも、よく考えてみたら、私の部屋の天井は誰かの床だし、私の床は誰かの天井。
女の子は、まわりじゅうにいるおとなりさんが気になりだします。
読み聞かせするなら
外国のモノトーンな風景に赤や黄色の差し色がおしゃれな絵本。マンション暮らしのお子さんには、身近で想像力が湧く作品!2021年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞 オペラプリマの部(作家•画家の第一作が対象)最優秀賞受賞作品。
2分半くらい