「わたしがテピンギー」中脇初枝/再話 あずみ虫/絵 (偕成社)
女の子の昔話えほんシリーズ。ハイチのおはなし。
あらすじ
昔、あるところにテピンギーという女の子が、継母と二人で暮らしていました。
継母は意地悪で、テピンギーに何一つやりたくないと思っていました。
ある日、継母は、重たいたきぎを山から運んでくれたお爺さんに、お礼として、テピンギーという名の女の子を召使としてあげると約束してしまいます。
これをこっそり聞いていたテピンギーは、友達の家へ走っていきました。
おすすめポイント
女の子たちの友情
テピンギーを救うのは、たくさんの女の子の友達です。
木は森の中。テピンギーは、テピンギーたちの中。
テピンギーというのは、小さな女の子を呼ぶ愛称だそうです。